講座感想 2011

 

町田講座

[第一次世界大戦の背景]

 7月19日☆第一次大戦下の悲劇的な状況のなかで語るシュタイナー。

     進化の下降線をたどっている人類。

               われわれは何をなすべきなのか。     

    

 

 9月6日☆「変わらなきゃ!」・・・(ってCMが以前あった)

     いつでも自分を否定できる状態におくこと。

     「いいことをしている」と思っていると変われない。これでいい、と思うから。

     一瞬に命がけになるってそういうことなんだ。常に、「変わらなきゃ!」

     だから、人智学をイデオロギーにするな。立場ではなく、認識のための道具なんだ。

 

10月4日☆進化は下降線を辿り、肉体も環境も崩壊していく。

     魂は、もはや身体にしっかり収まってはいない。

     だからこそ、今、この場に生きようと降りてきた私たち。

 

吉祥寺講座

 [人生とは]

 7月16日☆題名は地味だが、内容はすごい。

      アーリマンとルツィフェルとキリスト。

     「三者一体」なんだ。

 

9月17日☆この世は自我を鍛える道場。

      アーリマンとルツィフェル。「絶対的な悪など存在しない」

      問題はバランスだ。そして・・・いかに意識化するか。

 

     

 

 [この世の体験と死者たちの体験]

 10月22日☆死者たちは「飢えて」いる。 私たちはなぜ神秘学を学ぶのか。

      死者たちのために。しかし概念では伝わらない、感情の熱に浸された表象でないと。

 

 [悪について]

 11月5日☆物質の本質に破壊衝動がある。人は物質を、分解し、殺し、詳細に検証する。

     (だから西洋医学は解剖医学に終始し、「生きている」人間のことがわからないんだ…)

 

12月17日☆関係ないけど…ベーシックインカムの読書会もいよいよ佳境です。今のこの、かつて

      ないほどに生産能力過剰で、実際に人が働ける場がますます少なくなっていく社会を

      救えるのは、BIしかないっ!!!

      BIによって、そもそも「働く」ことが経済生活ではなく、精神生活に属するという、

       シュタイナーの「社会有機体三分節」に一歩近づく。

      「悪…」は、善悪がこの世とあの世では逆転する、という処から来年に続きます。

   

ソフィアの会

[いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか]

7月27日☆2か月ずつシュタイナーの主著を読む、なんてハードなこと誰が考えたんだろう?

     (って知ってるけど)

    「また失敗してしまった。しかしそれを忘れてしまおう。そして何事もなかったように

     新しい試みを始めよう」。勇気と大胆さ。心が折れてしまわないように。

[自由の哲学]

10月26日☆13章「理想は人間の直観内容であり、精神が引きしぼる弓である…道徳的想像力を活発

      に働かせて、意志に力強さを与えてくれるような直観内容をもつことができれば、人間

      はますます道徳理想を追求するようになる。」

      とにかく「理想」を持ち続けよう。心を強くして、ひたすら持ち続けよう。

      それがいつか本当の力になる、きっと。

[神秘学概論]

12月21日☆土星紀・太陽紀・月紀を通して準備された叡智は、地球紀の人間の自我の中で内面化され

      ると愛の萌芽となる。「叡智の宇宙」から「愛の宇宙」へ。未来のための創造行為。

 

                                         by orf.

 

吉祥寺講座

 

町田講座

 

 

「危機の時代の人智学」シリーズ  

         春秋社刊

    ルドルフ・シュタイナー

           高橋巖訳

①『第五福音書』

②『歴史徴候学』

③『ミカエルの使命』

 

 

「自由と愛の人智学」シリーズ

第一弾『ゲーテ主義』

     ー 霊学の生命の思想

 

         若き日のシュタイナー、

         よみがえるゲーテ

 

 

第二弾『キリスト衝動

        ー聖杯の探究

 

     ゴルゴタの秘儀が人類の

      進化に及ぼす影響はどの

      ように認識されるのか。   

 

<甦る名著>

『シュタイナー教育入門』

    現代日本の教育への提言

 ― 高橋巖著/若松英輔 監修・解説

          亜紀書房刊

 

 

 

横浜カルチャーセンターの講座     

 

第2金曜日18時30分~20時

<「ミクロコスモスとマクロコスモス」を読む>を行っています

教室またはオンライン受講で、音声のみの一週間のアーカイブ聴講も可能です

 

詳しくは、朝日カルチャーセンターHPをご覧下さい